[ 内容 ]:日本太古から伝わる神道の中から取り出した呼吸と気の鍛錬法をやります。
約60兆ある人間の細胞の一つ一つにエネルギーを与えているのが「呼吸」。「吸う息」で酸素を血液に含ませて送り、「吐く息」でいらなくなったガスを吐き出しています。このように細胞がいつまでも健全である為に「呼吸」は行われています。これを「エネルギー産生」と言います。私たちの国古伝の「ミタマフリ行法」がこれに当たります。そして、振動共鳴する「発声法」。共に、体が振動する事により、体内の気血の流れを良くして、体温を高めてくれます。やがて軽快感を覚えます。何よりも鬱血した気血の流れを振動により、改善させてくれることです。
神道では、これらの呼吸法は、一般の表に出ることはなく、人に知られることはなく、秘事として連綿と伝わってきております。
諸外国から伝わってきた呼吸法である仏教、ヨガの呼吸法とは息そのものの見解から違ってきているとのこと。
神道行法に伝わっている呼吸法なので、息の働きも言霊さえも神の働きです。
鼻から吸う息は天神の上から頂く気、肛門呼吸(会陰呼吸)による息は地の神の土中からの受け入れる気として、天地を分けて取り上げられます。その天の気と地の気の両方が合気するところが臍下丹田になります。そのときに丹田において「ムスビの気」として生気になります。古神道では丹田とは「天の気」「地の気」を受けた聖なる田で、そこでイノチの根なるイネを生み生命力が生まれるという解釈である。
神道用語では「一霊四魂」の気が丹田から発して体内を循環するわけです。
世界中の精神的伝統に呼吸法はつきものです。武術しかり。芸道しかり。宗教や修験道などの各種の修行しかり。呼吸法の伴わない精神文化や身体文化はありません。
中国、インド、チベット、イスラム神秘主義など、呼吸法によって悟りを目指した精神的伝統の行法はたくさんあります。日本の精神文化でも、このように言われてきました。
「息は神なり、神は息なり」。生きるとは、まさに息をすることなのです。
息の乱れは心の乱れともなります。心の乱れから不安、恐怖、緊張などの興奮が起こり、心身に影響を与えます。息吹の呼吸法はそのひとつひとつの細胞にエネルギーを送り込むことができ、酸素摂取量がエアロビック運動よりも高く、激しい動きはなく、ゆったりとした気と呼吸による運動で心拍数の安定、自律神経のバランス調整、リラクゼーション効果を高めてくれるメソッドになっています。人は緊張やストレスが続くと交感神経が優位になります。 交感神経が優位になると、血管が収縮して様々な病気を呼び起こす。 腰痛、肩こり、気管支喘息、高血圧症、 狭心症、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、 肥満症、糖尿病、偏頭痛、アトピー性皮膚炎、自律神経の乱れ、 円形脱毛症、慢性関節リウマチ、 夜尿症、眼精疲労、メニエール病、 顎関節症、脳溢血、くも膜下出血、 心筋梗塞‥ 本当にあらゆる病気の元と言っても過言ではありません。
呼吸法から気の鍛錬‥一つ一つ丁寧にお教えしますから、初めての人も安心です。これを機に日本の太古から伝わる呼吸法と気の行法で元気になってください。
<受講された方の感想>
「丹田呼吸法、各臓器等整理して網羅的に教えていただいたことで、自身の知識の整理と拡大に繋がっています。特に、進化・発展のエネルギーは陽である一方、疲弊や衰減を示すこと。それは、陰エネルギー(順静、潜蔵、調整など)で救われること。身体としては、背部、皮毛が陽で、腹部、筋肉が陰であるなど、私にとって全く新しい知識であり、大変参考となりました。自身の日常の行動、生活はもとより早速活用していきたいと思います。引き続きよろしくお願い致します。」(男性、会社員)
「こちらは呼吸法や気の教室なのですが、先生が仰った通り、我々現代人はストレスが多いのではなく、ストレスに弱いだけなのです。それはゆるぎない事実としてこちらの教室に参加して認識しました。ある年代の方々はもっと強烈な戦時下という時代の中で敵の爆弾が上空から降ってきたり、戦争に行かれた人は爆雷を背負いながら敵に近づいて体当たりしてもろとも爆破せよという任務を与えられたりしてきたあの頃よりもストレスが少ない時代に現代我々が生きているのにもかかわらず、心身共弱くなっているのが事実だと思います。まずは今の日本人は肺尖呼吸の人ばかりで腹式呼吸ができてない人が多く、子供の頃から西洋の体育の動きを学ばされ、その結果多くの人たちが身体の動きが固くなってしまったことにより、東洋人である日本人の本来の動きがなかなかうまくできなくなっているので、健康法としてだけでなく、日本と同じ東洋の武術である中国武術の動きをよりうまく活かしていくためにもこちらの教室で日本の伝統の呼吸法や身体の動きも学ぶのは意義があるのではないかと思います。」(男性、会社員)
「練習してみて温かい気を感じました。毎日やってみます。」(男性、陳氏太極拳忽雷架と鄭子太極拳学習者)
「終わったら体がすっきりしました。朝起きた時やってみたいと思います。」(男性、カイロプラクティックドクター)
[ 日時 ]: 6月26日(日)午前10時30分から12時まで‥その他受講日は5人以上からご相談にのります。ご連絡ください。
[ 会場 ]:東京都北区十条の施設にて
[ 定員 ]:残席1名迄
[ 受講料 ]:初回4,000円(1回)2回目以降の受講生3,000円(1回)
お申し込みは氏名、年齢、運動歴、連絡先(携帯電話でも可能)、受講日を明記の上、こちらのメールドレスまで、ご連絡ください。それから会場へご案内します。
●お申し込みメールアドレス:masanorik0419@gmail.com