中央電視台(CCTV)は中国に詳しい人ならご存知かもしれませんが、中国全土で放送されているテレビ局です。馬賢達老師、馬令達老師、馬明達老師の三兄弟が特番で紹介されました。
1953年、中国の国体において全国各地区の王者が集まった中で短兵格闘試合大会が行われた。兄は西北チャンピオンとして、弟は華北チャンピオンとして兄弟同士で覇を争うとなり、1950年代当時の武林界に大センセーションを巻き起こすニュースとなった。その中で馬賢達老師(弟)と馬穎達老師(兄)の歴史的一戦の映像から、馬賢達老師の翻子拳の演武、馬令達老師の八極拳の演武、馬明達老師の鞭杆の演武等、貴重な映像が盛りだくさんあります。
当時中国全土に雷神の如く強さを見せ付けた馬賢達老師の伝説の試合の模様の映像も紹介されてあるので、当会は日本で唯一馬賢達老師から正式に公認されている団体ということで、武術愛好家からその時放送された映像が欲しいとの声を頂いていますが、馬賢達老師の意見を尊重し、当会の当会の幹部の人もしくは当会で師範育成コースを終了した人でしかこの貴重な映像は提供はできませんので、ご了承下さい。一部出版関係の人からも提供して欲しいとありましたが、断りました。 まだ日本の中国武術界は一部の人間だけだと思いますが、ろくに師事せず、映像や本を見ながら教えている人間もいます。そんな事態にならないように貴重な資料は当会でしっかりと管理しないといけませんし、当会でも一般の練習生と講師でさえも見せていません。
馬氏四傑
通備拳創始者馬鳳図には4人の息子がおり、馬穎達(長男)、馬賢達(次男)、馬令達(三男)、馬明達(四男)とあり、家伝の拳法をよく受け継ぎ、この四兄弟の実力は武林界で広く知られている。